BARCELONA

波戸崎 崇のブログ

フィリア

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

バルセロナが経営する、フィリアという店舗が過去最高売上を更新し続けている。 今年、No.1が辞めたにも関わらず。 一年半前、多くの批判を受けながら、営業時間を約２０%短縮した。 その影響で、売上を大きく落とした。 それが、営業時間を短縮する以前の売上よりも、はるかに上がっている。 グループ全体としても、短縮前よりも上がった。 正直、嬉しい😭 実は当時、フィリアは一番数字の落ち込んだ店舗だった。 経験の浅い新卒を、全てフィリアに配属したのは、集客が少なかったのも理由の一つ。 しかも、会社の一番困難なタイミングで、フィリアの店長が辞め、かなり困った💦 それで、仕方なくと言っては申し訳ないのだが、入社してまだ1年、中途で入社した社員を責任者に任命した。 元UFJグループでSE（システムエンジニア）をしていた。 西竜之介。30歳。 頭脳明晰、特技は数字分析。 投資ファンドを蹴ってバルセロナに入社した社員。 しかし、接客や、人間関係は不器用だった。 ていうか、今もペッパー君にはギリ勝てる程度😅 ついでに言うと、歴代店長で一番不人気なのではないか？ってくらい、私にまでクレームが山ほど届いた。 （西君ごめんね😘） 前任者がとっても人気があって、器用な人間だっから、相対的に映ったのもあるだろう。 もちろん、支持する人もいるが。 じゃあなんでそんな人を選んだか？ って話なのだが、色々あるのだが、簡単に言うとめちゃくちゃ仕事に対して、真面目で誠実だったから。 休みの日は、よく事務所で数字分析をしている。 私が働き過ぎで、何度か注意すると （これは趣味です！）と謎の反論が返ってくる変人😵 立場が人を育てる事もある。 だから、この人には賭ける価値があるって判断した。 予想通り、賛否はあったが、結果から見ると、やはり価値があった。 フィリアとPJが特に売上が伸びているのだが、特に特徴として、新規のお客様が1.5倍にまで増えた事。 これは会社の方針やアイデアを、誠実に徹底して実行出来た事が大きい。 計画を継続的に遂行出来る人材は、この業界に少ないため、バルセロナにとってとても貴重な存在だった。 きっと、働いているキャストが西君に （最近新規のお客様が増えて嬉しい。西君のおかげですね！そのおかけで成績が伸びました。ありがとうござます） とは絶対にならない😅 まあ、それで良いのでしょう。 私が店長だったら、自分の仕事がいかに価値があったのかを、キャストにめちゃくちゃ説明する（笑） もちろん、売上が良ければ全て良いわけでない。 しかし、バルセロナは利益を最大化させる事を目的にはしていないが、利益を永続的に上げなければ、目指す道は閉ざされる。 利益も理念も妥協してはいけない。 人生に挑戦を。 挑戦に称賛を。

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